オリンピックのお国事情 日本の場合は?

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次のオリンピックが待ちきれない!? メダリストのご褒美事情

過去日本最多のメダル数を持って閉幕したロンドンオリンピック。204カ国が参加し、初めてそのすべての国から女性選手が参加するという記念すべき大会となりました。長年アマチュアリズムを掲げてきたオリンピックですが、1980年代あたりからビジネスの場として、企業のスポンサー参加やプロ選手の参加が目立つようになり、今や世界中が注目し、政治的なしがらみなどは関係なく平等なルールのもとで行われるスポーツの祭典となっています。参加国やスポンサーにとっては、4年に1度しかこない絶好のPRの場。よって、関わる選手がメダルを獲れるようにサポートしていくことも重要になっています。

国によってギャップが激しいメダリストの報奨金事情

選手のモチベーションを保たせるために、報奨金が用意されるケースも少なくありません。例えば国からの報奨金。金メダリストに300万円授与される日本に対し、イタリアでは1500万円、ロシアでは1100万円と高額です。そのほか、兵役免除(韓国)や高級外車や住宅(北朝鮮など)を授与する国もあります。正反対なのがイギリスで、なんと記念切手のみ。国の代表という誇りがモチベーションで、金銭的報奨は大きく影響しないとするのは、さすが騎士の国といったところでしょうか。

日本が国際柔道で勝てないのは報奨金が原因!?

各スポーツ協会やスポンサーから報奨が出るケースもあります。日本で高額なのが水泳と自転車。水泳は競泳日本代表公式パートナーのGMOクリック証券から、自転車は日本競輪選手会から金メダリストに3000万円贈呈するとしています。反対に人気スポーツの中で「金を獲るのが当たり前」と、協会からの報奨が用意されていないのが柔道。武道として潔さは感じますが、北京、ロンドンと惨敗しているだけに今後注目したいところです。2014年にはソチで冬季オリンピック、2016年にはリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催されます。その間、選手や競技のサポート事情に注目してみるのもおもしろいかもしれません。

(2012年09月20日 掲載)

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